「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン」と「ブラックリスト」

文責:弁護士 上田佳孝

最終更新日:2020年12月02日

1 通常の債務整理の場合、ブラックリストに載ります

 任意整理、個人再生、自己破産といった債務整理の手続きを行うと、信用情報登録機関にその旨が登録されることになります。

 このことを、いわゆる「ブラックリストに載る」と言います。

2 ブラックリストに載るとどうなる?

 信用情報登録機関は、個人の信用情報(クレジットカードやキャッシングの契約状況、返済などの取引情報など)を管理している機関です。

 クレジットカード会社や貸金業者が、ローン申請者の審査をする際に、ローンを通すか否かなど、信用の有無を判断する際に利用されたりしています。

 そのため、いわゆるブラックリストに載ると、信用にキズが付いている状態ですので、ローンが組めなくなったり、新たにクレジットカードが作れなかったりします。身近なところで言えば、新たに車をローンで購入しようとした場合、車のローンが組めないといったことが出てきます。

3 債務整理ガイドラインを利用するメリット

 債務整理ガイドラインを利用した債務整理を行った場合、信用情報登録機関に登録されないとされていますので、いわゆるブラックリストに載りません。

 そのため、新たなクレジットカードの申し込みや、ローンを組むことができる可能性があります。

 債務整理を行ってもブラックリストに載らないというのは、大きな違いといえると思いますが、借り入れの審査時には、当然ながらその時の資産状況、収入状況は考慮されるものと考えられます。

所在地

〒453-0015
愛知県名古屋市中村区
椿町18-22
ロータスビル4F
(愛知県弁護士会所属)

0120-41-2403

お問合せ・アクセス・地図

PageTop